希望の英文科に入った。センター利用でE判定だったから本試験までの30時間に迫る集中レッスンが効いたのかもしれない。5月から始まる横浜での生活に夢を膨らませている。留学プログラムの豊富さもうれしそうに話した。監督はお前が希望の大学に合格したらペンシルケースを渡そうと2年前からきめていた。そしてその日がやってきた。
2年前、お前のこの筆箱を見てあまりの愚かさにショックを受けた。
まさにこういうイメージを持った。
そこでブログでこき下ろした。以下がそのブログ
「昔々、南魚沼は六日町という村に高校生にもなってこういう愚かな筆箱をダレ―と机に出しながら「大学に行きたい」とか「留学をしたい」という生徒がいた。(中略)・・・
・・・先が見えていたから監督は筆箱を変えさせた。筆箱だけでなく顔つきも変わった。部活を辞めお勉強の量も上がってきている。(中略) 監督のブログを読んだその生徒の友人が「これっていじめだね」と言ったそうだ。流石に〇高だ。類が類を呼ぶ。おい●●●そいつにいっておけ!「レインボーに来い。監督が本当のいじめを教えてやろう! お勉強でな!」 ちなみにこれが今の筆箱だ。ここまで変わるんだ。
本人が1番分かっていると思う。ついこの前まで使っていた筆箱の愚かさを。それはこの子が少し知的美人になってきたという証だ。一体、この高校の教師は何を見ているんだ。子供にはガイドが必要なんだ。変わるとき、変える必要があるとき、きちっと導いてやるのが「先に生まれた人間」の使命だろうが!・・(中略)
2年前に以上のように書いていたわけだ。
監督はこの生徒が無事希望の大学に合格し喜びを満面に報告にきたら「おめでとう」といって少しシックなペンシルケースをお祝いに渡してやろうと決めていた。
今晩その瞬間がやってきた。
挨拶のあと「今年はうちの高校は浪人する人が多いです」と他人事みたいに言った。そんなこと前からわかっているじゃないか。お前もそういうレベルのど真ん中にいたんだよ。
大学はお勉強をするところだ。せっかくいいところに入れたんだからしっかりやりなさい。
合格おめでとう。軌道修正し見事に結果を出した。
監督





