国立医学部狙いの生徒が、2次試験の報告にこう書いてきた。

「全力で頑張りました。私、悔いはありません。」

他の生徒が仮に言っても無視するか、「お前大丈夫?」と聞きかえすが、この生徒のレベルになると素直に聞ける。実力があって他人の3倍の努力をし、さらに東京に出て浪人までしてきた生徒の試験直後の本音だから。

 

〇ーちゃんよ!

合格を祈っている。心から強く深く信じています。 監督

 

 

別にこういう生徒もいた。本願でなかったので「浪人すれば通せる」と話したが、第2希望の大学に進んだ。この生徒も「悔いはありません。ここまで踏ん張って勉強したことは僕の財産です。」と言った。これも言葉をかえれば「わが受験人生に悔いなし」ということだろう。

 

その一方で

「もう1度やり直せるなら?」と問うと

「はい中学1年に戻りたいです。」と口をそろえるように答える高校がある。

「なんで中1?」と問うと

「はい基礎をしっかりかためて別の高校(長高のこと)に行きたいです。」

それを後悔という。さらにお粗末なことに後悔をしているというのに「覆水盆に返らず」という言葉を知らない。だから英語構文でit is no use crying over spilt milkが訳せない。答えを言っても理解できない。かける言葉が見つからない。

 

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