ここは南魚沼 迷門進学校の高3男子が今朝も暗記メモ片手に悩んでいた。

同級生は、思わす命の次に大切な暗記メモを横に置いて聞いた。

(この高校では多くが前を見ないで歩道を歩く。すれ違う浦佐小学校の生徒たちが前を見てぶつからないように避けてあげてくれる。)

「なんでだよ。あんな可愛い子、なかなかいないよ。昨日、私服姿をイオンで見たけど超センスいい。俺なんか彼女欲しくたって誰も相手にしてくれないのに、お前一体なにを考えているんだよ?」

「それはわかつているけど・・・・」

「けどなんだい?」

「・・・・・」

「誰にも言わないから言ってみろよ。」

「・・・・・」

「何か他人に言えないことか?」

「・・・・・」

「わかった! 足が臭いのか?」

「バカ!そうじゃないよ。」

「じゃあ なんだよ?、、」

 

男子はポツリと答えた。

「すげえ嫉妬深いんだ。想像を絶する嫉妬深さだ。」

それをきいた途端、友達は暗記ペーパーを取り直してつぶやいた。

「怖ぇー!」

さあ皆さんもご一緒に 学校でやらされるシュプレキコールの要領で良いからね

暗記ペーパーを横に置いてご唱和ください。

Nothing is scarier than jealousy

 

 おとこの嫉妬心よりいいかもな・・             監督