「いいですか 絶対もっていきますから私を信じてください!」

数学の講師が初回授業の真ん中で廊下に響くほど大きくはっきりそう言った。

この生徒は当てにしていた公立大の推薦で滑り、急きょ本試験対応を迫られている。特に数学は偏差値40 しかし講師はこの子の全統の答案を分析し、「届く」と言い切った。80日あれば全国平均を超えさせるといった。

 

 

生徒にとって講師が初回の授業で「いいですか 必ず届かせますから私を信じてください。」と言ってくれたらどれほどうれしくて頑張ろうとおもうことだろうか。

監督とは偉い差だなあ・・・

 

「監督も数学の●●先生みたいにわかりやすくやさしく教えてください・」と言われちゃった!

 

監督は英語の授業の時、

「いいかい 偏差値最低でも55 まあ60くらいに持っていく。大学とおったら「レインボーのおかげですとお母さんと2人でいうんだよ。滑ったら少なくとも51%以上お前が悪い。それがうちのルールだから。」

いいことは自分 悪いことは生徒のせいにするのだ。

 

生徒が帰ったあと、数学講師が「現役は今の時点の判定結果は関係ありません。わたしは何人も見てきましたし、通してきましたから。」

長野県の公立高校から東大・京大・東工大へと多くの生徒を導いてきただけに言うことが違うなあ。だから公立大程度は何とかなるんだろう。もちろん生徒次第であることは絶対条件だけれど。

 

監督はこの女子生徒が授業中「あ! なるほど・・」と独り言を言うのを聞いた。こいつはやるかもしれないと思ったな。最後まで一緒に走るから頑張れ!いいな!

監督