昨日高3女子が相談にきた。

英語が3割くらいしかとれない。読めない。文法も苦手。勿論E判定が並ぶ。

受験が迫り精神的に「すごくきついです。」と言った。

少し分析をすると指導方針は確定できるので、センターをあきらめて本試験までに全国平均レベルには到達できるとおもうと伝えた。ただし明日からでも即始めて最低2万語、月8時間、監督と一緒に英文を読まねばならないと説明した。

 

今日は模試の最中だし、もうすぐ期末考査、とにかく時間がない。作戦をたてても自分ひとりでは変えようがない状況で、3か月後には受験がやってくる。よく見かけるパターン。

ただ今から何をどうするかをはっきりさせれば「え!あの子が受かったの?」という現役の奇跡が起こるかもしれない。だからそこを信じて正しい方法で残り時間を使うのさ。どうせ受験するのなら!

 

カウンセリングを終え「じゃあね」といったら、さっと本人が起立した。

「なんか顔見てると自信があるようにおもうけれど」と言ったら

「いえ もう苦しくてつぶれそうです」というから

「同じ高校で、12月にプレッシャーで学校もレインボーも来れなくなるほどおちこんだんだのがいたよ。やっと監督の前に顔を出せた時、「いま苦しいほうがまともで今順調だったら逆に何かおかしいんだ。今日までお前がやってきた手法もその量も絶対間違いがないから自分を信じてとはなした。結局この娘はセンターで現国満点、英語178点をはじき出した。」と続けたら 目を丸くした。

 

カウンセリングは30分の予定だったが1時間を超えた。監督はね、入会しない時のことを考えているから「この生徒にとって今日のカウンセリングだけでも少しは変わるんだから」というつもりでついつい長くなるのよ。生徒自身はやりたくても色々事情があるからね・・2度と顔を見ないこともあるんだもの。

 

とにかくうまくいくといいね。     監督