相撲に心技体という言葉がある。
当たり前だと思うかな?
目標に向かっている中でいかに心技体を統一してピークパフォーマンスに持っていけるかどうかが、特に現役の奇跡を呼び起こす鍵じゃないかな。 特「こころ」の状態がこの時点から大きな影響力を持つ。
受験生は模試の結果を見るたびに燃えたり落胆したりするものだ。そういう時に燃えればお勉強の量を増やせばいいが、がっくりくればどうするのかな。一人で自信をなくしたまま悩み続けるのかな? そういう時は誰か信頼できる大人に相談するんだ。一生懸命やっているけれどうまく運んでいない時こそ、信頼出来る大人、つまり君の成績を把握している担任の出番だ。
つまり相談をする、そういう人がいることが最善のテクニックなんだよ。如何なる局面でも。そういう人がいないのであれば気の毒なことだなあ。受験の迷いや不安は自分ひとりでは変えられない。
世の中にでてもそうだよ。監督が営業マンの頃、いい部下ほどどんなにどなりつけていても「あのう、ちょといいですか」と聞きに来る。違うんだよ。流れの作り方がやっぱり出来る奴はうまいんだ。
レインボーでも上位のものほど相談をしてくる。
流れを変えるテクニック、それは相談にのってもらうことだ。
そして参考になってもならなくても必ずしっかりお礼を述べなさい。そこも大切なアクセントなんだ。だからやっぱり心技体なんだよ。
監督

