六高レベルだと全統レベルで英語4割強が中央ゾーンだ。秋にレインボーに入会して来て殆どを全国平均に届かせ、その半分以上は150点を超え、なかには9割も出してきた。毎年のことだ。今年も平均150超え、8割以上は複数名出るとおもう。今はまだまだだけど。
たかだか数か月で生徒の人生を変えてきたと思う。いや正確には生徒自身が劇的に変えていくんだ。お勉強に対する姿勢と受験に対する認識が改善を産むんだ。生徒たちが変わる最大の理由は生徒自身がいかにいい加減で基礎も積み上げもなく、一丁前の希望だけしているという愚かさをしらしめるところから始めるからだ。
「できるのに」「できたのに」してこなかった「愚かさ」を自覚させるんだ。
「なんでこんなに英語がわるいんでしょうか?」
「なんて私、ここまで愚かなんでしょうか?」という認識を持たせるからだ。
それをさせるからすべてが劇的にかわってくる。
受験勉強は本人の「お勉強エンジン」がかかるかどうかなんだ。
そしてそのエンジンのトルクが全国相手で負けない強さをもっているかということで受験に間に合うかどうかが決まる。それはその子のこれまでの学習習慣というか基盤部分、すなわち18歳の地力だ。時々親が「この子は1度決めたら最後までやり抜く子供です。」と言うことがある。それは親がそういう基盤を薄々気づいているからだ。それなのにできないのは、愚かとしか言いようがなく、さらにろくでもない進学をするのは、選択した高校や通う塾の選択が間違っているからだ。
それを修正できるのは、彼らのそばに強い大人がついてやれるかどうかにつきる。サテライトの塾からこの時期うちに切りかえるケースがあるが、それはTV画面の講義を自分ひとりで聞いていて、今日ここに書いたような自分の愚かさに気づいたり、「お勉強エンジン」に火が付くはずがないからだ。
最後に敢えて言っておこう。受験生を強く導く「水先(未来)案内人」それは学校の教師がその存在であるべきだと思う。
だから「先生」なんだ。
監督


