監督はもう何も恐れない、そういうつもりで長文読解指導に日々臨んでいる。
大学入試の過去問で「世紀の天才アインシュタインが若かりし頃、スイスのチューリッヒの特許事務所にやっとの思いで職を得て毎日discription
を書く経験を積んだ。それがのちのTheory of Relativity(相対性理論)という偉大な理論をまとめることにつながったというくだりだ。
ある生徒はアインシュタインが特許事務所で技術的なinvention(発明)について描写したのでなく、お客様へのパーティーのinvitation (招待状)をせっせと書いていた。それがのちに物理学を根底から激震させたあの相対性理論をまとめるときにやくだったと解した。監督のブログを読んでいる大人たちは「また冗談を」と思うひともいるだろうが、真剣にさらに余裕がまったくないから、時にはこうしてよしもと並みのお笑いになってしまうのだ。高3レベルでも。
監督はこの手の生徒達のパフォーマンスに数多く直面してきた。水準を超えている。どれくらい愚かが知れるから、高校名は言えないが。ただこういうレベルでもうちに来ればそれなりの大学にすすむことになる。国立は無理だけどMARCHとかその辺まで届くのがこれまで何人もいた。しかしいつも思うことは、本人だけでなく世のためにもう少ししっかりお勉強と「あれなにかおかしい。」と自分で修正が効く常識というか「まちがいセンサー」の醸成が必要だとおもう。少なくとも大学に行くのであれば。
監督

