E判定の連鎖を断ち切ろうともがくひとりの高3女子がいた。
ここは南魚沼 落ち葉舞い初める秋
年末まで7連続で返ってくる模試
判定シートに乱舞するEEEEEそしてEEE
わたし 春からずっとそうでした E判定をとるたびに髪を切ってきました。
短くなった髪に触れるたびに頑張ろうとおもってきたけれど・・・・・・
もうおそい もう限界 涙の丸刈り!
私昔からそうでした。 空飛ぶカラスに語りかける癖がありました。
東京に行きたい。 あの大学に進みたい。
カラスはいつもやさしく
「そうカア そうカア」といってくれました。
でももう遅い もうすぐ雪がやってくる。
カラスの鳴き声さえ
「おろカァー おろカァー」と聞こえます・・・
こころがおれそうにしくしく泣いています
点数恋しい 秋なのです・・・


