「A」が眩しい。

息が苦しいくらいに。

どこにも行かないで ずっと私のそばにいて。

 

でも・・なぜ単純に喜べないの?

こんなに苦しいの?

海よりも深く空よりも青く、今の私は幸せなはずなのに・・・

 

もう少し頭がよければ、素直に受けいれられるんだけれど

数えきれないくらいの口惜しさと引き換えにやっとつかんだA判定

雪よりも白く雨よりも冷たく感じられるはずなのに・・・

 

監督に聞いてみた。

「なぜ素直に『やったーっ』て喜べないのでしょうか?」

「自分で自分を信じられないからですか?」

 

監督は一言だけ

「いや ちがうで。 苦労したからや。 お前がちょっとは真剣にお勉強したからや!」

それを聞いて涙が出てきちゃった。

 

もう逆戻りはしない。

自分のお勉強に容赦はしないと誓おう。

もう昨日までの私と違うのだから。

 

ここで目が覚めた。

今日は記述かあ どうせダメだろう・・・

 

 

 

監督