私、昔からそうでした。

大学は国立に行こうときめていました。

 

誰がなんと言おうと国立大

国立大以外は大学ではないと言わんばかりの高校でした。

 

振り返れば親まで連れ出されて東北大学や筑波大学に見学に行きましたし、

3年夏には受けもしない東北大オープンも半ば強制的に受けさされました。

 

大量の課題、宿題、小テスト、土曜登校、たった2週間の夏休み、週3回の部活では他校から相手にされず、修学旅行も文化祭もない高校生活に耐えてきました。

 

それなのに模試結果はいつもどしゃぶりの雨模様

厳しい現実を知るに至りました。

もう遅い もう遅い

涙の国立断念です。

 

私、昔からそうでした。

あの国立大の門をくぐりたかった。

雪深い越後のトンネルを抜けて、東京のあの国立大学で春を迎えたかった。

思いとは裏腹に・・・積み上がる E判定 そして

担任の「難しんじゃないか。この成績じゃあ」の一言

儚くもわたしの夢はつえました・・・

 

もう1度、高1の春に戻れるなら絶対この高校には来ない。

おばあちゃんに定期代を出してもらってでも

あの高校に行く

難関大学合格トップ300校に堂々数えられるのはケンタカとここだけ(東洋経済8月29日号)

 

国立でも私立でもいい。学びたいことを学びたところで思い切り! 

うちの女生徒で西洋画の修復を学びたいと私立大に進んだのがいた。中学時代飛び切りのTOPで学校はすぐ近くの自称進学校を薦めた。しかしこの娘は「国立でないとダメと言われるのが嫌で自由にさせてくれるほうがいい」と上越線の下り電車に乗った。

監督