この解析はレインボーにいた長高・KJ・六高・他7つのこの地域の高3達の指導経験から出てきた。絶対あたる。だって監督の経験からいってるんだから。特に国立や難関大ではこの傾向が強く出る。

 

解析方法のキーワードは「スランプ

センター試験狙いのひとはおそくとも12月初め

私立本願は1月センター前にスランプにおちいるかどうか

ただし、スランプの時期は個人のレベルや目標、高校の愚かさ加減によって大きくばらつく

 

ほとんど意味がわからないかもしれないが、要するにスランプに陥るかどうかで合格確率はきまってくる。最低、秋前半までに1回 さらに理想は年末年始に2回目のスランプを迎える生徒は勝てる。ただ監督は

これを「踊り場」と呼び「スランプ」と言わせない。「チャンス」が来ていると生徒にじっくりいってきかせる。

そして涙をふいて再び走り出す。

この踊り場を乗り切った生徒は「信じられません」という点数を入試本番でとってくるんだ。

「奇跡です!」といってくださった親もいた。

 

最後に極めつけの実例

12月に帰ってきた模試の判定が念願のAでなくDがついて、ある朝起きたらもうからだが動かなくなった。12月は2週間以上学校を休む。幸い1週間後レインボーに顔を出した。少しやせた。「○○さあ さぞかしあの結果はショックだっただろう。実は監督もびっくりした。今度は念願のAがつくと思っていたから」そう言ってから本題に入った。

「いいかい 私立名門の英文科狙いだよ。12月の時点で行けそうだと安どするより、うまくいかなくて苦しんでいる方がまともだとおもわないか? 全国レベルで偏差値65以上の戦いなんだよ。これまでやって来た量も内容も半端じゃない。絶対結果がでる。絶対まけない。自分を信じろ。ここで緩めるんじゃない。さらに量をつみあげろ。もう1回反転するから。」 と話した。剣道をずっと長い間やってきたこの女子は姿勢を正して

「はい」と即返事をしたのだが、そのまま下を向いてしまった。

掛けてる眼鏡のレンズの淵から涙がぼとぼと落ちた。監督はそれを見ていて

「苦しんでる。スランプに入ってしまった。これ以上苦労をさせてはいけない。」

そう思ったけれど、しばらく声をかけずにそのままにした。勝たせるため心の整備(整理じゃない)が必要だったから泣き止むまでまった。

この娘はそこから強かった。本番まで緩めなかった。開き直ったのか相当冷静なのかわからなかったが。

結局センターで現国満点 英語178点をとって最高の出来だった。私立狙いだからそこからさらに加速して3つの難関私立の2つをきめた。

12月の「踊り場」が決定的に効いた。

おい受験生よ!

スランプに陥るくらいお勉強をしてみろよ!