このところ雨が続く。
昨日も断続的に雨が降った。午後5時半過ぎのこと、たまたま交際情報小テスト爆裂課題山済競争率危機的状況高の前を通った。丁度雨が降りだした。雨の中を男子3人が傘もささずに駅に向かう。監督はいつも車に100円ショップで買った高級傘を積んでいる。車をとめて「おい 風邪を引いたら大変だ。これつかいなさい。」と言ってやろうと思ってウインカーを出して車を左に寄せたがやめた。
なぜか?
6時からレインボーで同じ高校生向けのクラスが始まる。この関係のない3人の生徒が雨に打たれて、予定通り風邪を引いて、今夜山済みの課題や明日の小テスト対策ができないと、レインボーの生徒たちにとって有利になる。だからあいつらを助けるのは辞めようと考え直したのだ。
監督は自らの人間的なやさしさ,まごごろ、隣人愛を押し殺し、我がレインボー生のために非常ともいえる判断を下したのであった。日ごろうちの生徒たちに言っている「受験は個人戦だ。人を蹴落として人にかってなんぼの世界なのだ」を実践した。辛かったけれど・・・
クラスでその話をしたら。生徒たちは全員吹きだした。
いいかい!あの場面は笑うところではなかった。気合の表情を浮かべ机の上の読解問題集を睨めつけるべきところだった。 まだ受験が分かっていない。
そう言えば3年ほど前、田んぼの続く農耕者優先道路を走っている時、髪の色が少し栗いろロングの女子高生が雨の中を歩いていた。監督は車を停めて傘を渡したことがあった。非常に不思議な気がした。何か普通と違う。驚いて後ずさりをして
「いいのですか。 ありがとうございます。」
監督は少し濡れたその女子高生の目にすいこまれそうになった。
あれからその女の子をみることはなかった。ところが数年たって思いがけない再会があった。
to be continued


