「やる気がないなら塾などやめてしまえ!」お父さんが息子を叱った。

翌日、お父さんが来られて

じっくり2人でお前のことを1時間以上話した。

いい加減な自覚 いい加減なお勉強 しかし、あの高校へは絶対行きたいと思いつづけていること・・・

 

お父さんは「何とか行かせてやりたい。」と言われた。

そのために「協力していただきたい。」とも。

 

翌日レインボーに子供を呼んで本人に言った。

「お前のお父さんと監督は昨日、心の中でがっちり握手をした。何が何でもお前の希望をかなえさせると。だから当事者のお前がいい加減なままでは立ち行かない。そこはわかるな!」

「はい。」

「徹底的にノートに書かせたことを覚えるんだ。5回も間違っていては話にならない。答えでなく理屈を覚えろ。ルールを頭に入れろ。いいな!」

「はい・・・・」

絞り出すような声でこたえた。

 

これから受験まで厳しく緊張したお勉強の日々が続く。

うまくいけば大きな財産となりこのまま変われなければ、早晩本当にレインボーを去ることになるだろう。 

うちにとどまる限りはほっとけない。徹底させる。この子の未来がかかっているから。

どっちにころんでもお前の未来だけれど・・・分岐点だな ここが。

親とのコミュニケーション 子供を変えること そして最後まで一緒に走ること

こうしてこれまで希望高校100%合格を敷いてきたんだ。

                                                      監督