女の子の名前  古い話と未来の話

ずいぶん昔の話になるが、うちの子供が生まれるとき周りがきっと女の子だと騒いだ。はっきり顔までわかるという人までいた。かわいい女の子は欲しかったが自分に似ると困るなあと思ったりした。結局4200グラムもある男の子を授かった。だから用意していた女の子の名前は使えなかった。きっと世界に一人しかいない名前だったけれど・・・

この間、お買い物をしていて妻と煮ても炒めても崩れないで栄養価の高い野菜はやっぱり「小松菜」だという話になった。妻も「yes I love that」といった。
そこで監督は思わず「Komatuna is a very good name for girls」とさけんだ。

妻は「・・・・・・」

いいじゃないか。「小松菜ちゃん」という名前 赤いほっぺに少しくらい鼻を垂らしていて、それで愛らしい・・そういう雰囲気の女の子だ。



うちの高3女子の生徒に話したら
「監督 それはやめてください。「小松菜」なんて・・ひどい。かわいそうですよ!」と笑い転げた。監督は真剣なのに話題がお笑いになっている…その晩アメリカに住む息子に同じ話を伝えた。
今朝メールが入っていて
「いい名前で未来的ですね。アメリカ人の間ではきっとコー!とよばれる。いいサウンドです。」とあった。

孫の話など現実味がないけれど、もし孫ができて
小松菜ちゃんだったら、紙芝居舞台の前にチョコンと一人でおすわりさせて毎日紙芝居をしてあげよう。紙芝居は2000近く持っているが、英語紙芝居は10本くらいしかないなあ・・・
もし男の子だったらどうしよう?
相撲を取ってコテンパンに投げ倒せるよう体を維持しておこう。
「うちのおじいちゃんはすっごく強い」と最初にインプットしないと尊敬しないもの。

どっちでも関西弁で吉本新喜劇の「間」をしっかり教え込みたいなあ。

しかし・・・「英語ではそれは、教えられへん。どないしょう!」
時代はいかなる局面でも国際化なのね!
                                                       監督