この辺の公立高校では教材や模試の会社の営業が高校で堂々と講演をして回るらしい。
彼らはデータを持っているから高校の教師や高校生を相手に一方的に大学受験について説法をするわけだ。名前が売れているから彼らの話を子供たちは鵜呑みにするのかなあ・・教師の存在ってなんだろうかなあ・・彼らに応接室でお茶を出して校長が挨拶するのだろうか・・
一昨日監督がうちの高3の「科目を絞って私立対応を急ぐべきですか?」という相談をうけて
「のこり10カ月しかない。私立の3教科に絞って徹底しないとろくなところ(偏差値最低60)に行けない。今年の受験は相当厳しくなる。センター最後の年だから浪人も現役も必死になる。上位者も安全を見て一つ落として受けることもあり得る。合格最低点も上がるだろう。そういう動向を模試会社がどうやって読むんだろうか?だから今から備えないと勝てない!」と言ったところ
返事は即来て「死ぬ気でやります!早稲田理工を狙います!」ということだった。
そして翌日そいつの高校で講演があり「今私立に絞るようなことはすべきでない。」と言ってましたと報告が来た。
はいはい、結構なアドバイスです。国立しか進まないような超有名進学高校の気合と実力の整った、そして春からA判定がつくような、そして滑りどめで特に準備しなくてもMARCHあたりはいくつも決めてしまう高校(生)にはいいアドバイスです。
ここは南魚沼、夜空をみあげて生徒たちのそれなりのサクセスを願おうか・・・
監督

