魚野川の向こうにある高校 

暗記メモを見ながら下を向いて登校するほどお勉強浸け

うちの生徒がいうには「昨日は朝の4時まで勉強をしました。課題が多くて・・」

課題・・小テスト・・模試・・土曜登校・・Gtec・・・英検…長野へスキー、

南魚沼出身のこどもは小さいころからスキーは鍛えられているんだ。 

生徒の睡眠時間を慢性的に奪っておきながら長野で泊まりでスキーなどと何を無駄なことをしてるんだ?

しかも教材を持ってきたら学年集会だって?

毎日暗記メモ見て暮らしているものが2泊3日もの間、お勉強の道具を持たずに過ごせると思うのかい?

 

さあ本題に入りましょう。

もしできることなら監督はあの高校にマッサージルームをプレゼントしたいな。

 

まず「コリコリほぐして帰ってまたお勉強コース」(30分) 

もっと長くしてやりたいが30分以上時間を使うと

「お母さん、夕食時間をもうすこし削ってください。自学に時間がたりないから。」と担任が電話してくるような学校だからゆるしてくれない。

 

もう一つは闇のコースで

BDCコース(brainwasing detoxification therapy) つまり洗脳解毒コース

この施術は主に頭のてっぺんから首にかけて体温より少し暖かいアロマスティームをかけながらじっくりマッサージをする。そしてみみもとで「愚か 愚か 愚か」と繰り返す。

すると患者さん(疲れ切った交際情報小テスト炸裂高校の生徒)は最初混乱した表情をみせるが次第にその愚かな実態に対する目覚め、すなわち若者本来の反抗的自主の気持ちが湧きおこる。そして顔が赤らんでくる。高校入学以来血液が暗記中枢以外に回っていないので久々に他のところに流れるというわけね。やがて洗脳状態が薄れはじめ同時に絶望から怒り、そして反抗から自主、そして解放と希望を微かに感じるようになる。安らかな表情になったり中には泣き崩れる生徒まで出て来るんだ。ここでかわいい女子ならハグをして涙をふいてやろう。待合室で暗記メモを見て待っているような生徒や浦佐大橋を競歩で歩こうとするようなものの場合、涙は自分でふきなさい。

 

さあ、結論を急ごう。

何より大切なことは生徒の心に沿うことだ。小テスト用暗記ペーパーでなく空を見上げて歩けるような若者にしてやることだ。

それが「学ぶ青春意気高く」ということだ。 

世間にでて生徒たちが校舎の外をあるくとき下を向いている限り志願者はもどらない。

To be continued

                                                                                                                               監督