うちの高3が質問した。

高3「なぜうちの高校は国立大学でないといけないいんでしょうか」

監督「行きたいところに行けばいい。私立を堂々と希望すればいいんだよ。」

高3「でも紙に私立大学を書けないようになっているんです。」といって他の生徒の顔を見た。

  「希望大学欄に全部国立・・と入っています。」

監督「へーっ そうか。お前とこの高校の実力はどれくらいだい?」

高3「ネットで見ると新潟県で15番前後です。私立高校もいれて」

監督「それで国立大学を一律に狙わせるの? 何かの間違いだろう。」

 

執拗に「国立」受験を指導する。私立なんて口にできない。用紙にも「国立」と書いてありそもそも私立を書けないようになっているらしい。

 

なぜなんだろう?

なぜそこまで国立進学にこだわるんだろう。週刊誌の全国高校国立大学・難関私立大学合格者数特集で空欄まみれだからだろうか。

国立大学名とその合格人数を一体誰に誇るつもりなんだろうか?

 

生徒が志と学びへの興味を持っていきたい大学を自由に選べ、それを熱心に学校をあげて応援する「当たり前」がなぜできないのだろうか。

一体誰のための進学?

入学から卒業まで生徒の意思不在でそれが教育とでも思っているのだろうか

そんな高校によく人が集まるなあ・・・

 

未来(進学先)は子供のものであって学校の進学実績のためでない。

子どもが自分の進路で学校に気を使ってどうするんだい!

これ憲法違反じゃないの? 

つまり「自由権」の侵害じゃない?

監督は法学部出身だけれど「阿呆」学部卒業だからよくわからないけれど・・・

 

去年も同じ事があった。その子は自分の意思を貫き私立に行った。

「自分の好きにすればいいんだ。お勉強の道はお前の未来そのものだから!

 

                                                      監督

 

自由研究といいながらほとんどみんないっしょの小学生みたい