受験生、特に高校生を見てきて受験に勝てる数種類の「気」と、こりゃ先が見えてる、あかんわという「気」があると感じるよ。つくづく・・
「負けん気」 六高生がよく口にする「あの子頭いい!」 これは「負けん気」がない証
「弱気」 努力もしないで弱気になって受験レベルをどんどん下げるどうしようもない「気」
「強気」 受験は個人戦だからやはり勝つには必携の「気」 これは「気力」ともいえる。
「根気」 KJ生は鍛えられているのか洗脳されているのか知らないが根気がある。大学受験は3年間で数千時間の「根気」が試されている。この辺の殆どの受験生のように3年の部活後にお勉強を始めてもその時点から最後までの期間に「根気」がいるほど時間は残っていない。
「むらっ気」 ここ南魚沼の子供たちは非常にこれは少ない。いいことだ。一方でこの辺のある高校の教師は模試結果のたびに生徒に言うことをころころ変える。これを「むらっ気」と言えなくもないな。
「その気」と「やる気 」 一応大学に行こうかなと「その気」はあるけれど、ただそれだけでお勉強を「やる気」は伴っていない。自らの実力を顧みず、国立や有名私立を希望し続ける。それでE判定まみれなのに懲りない。見ていて滑稽 ないものねだり 夢見 かげろう 現実逃避 要するにゼロ
「本気」 レインボー生の中には「気迫」を感じるものもいる。結局、学力の高校間格差は点数だけでなくこの「本気」度が決定的に違う。深く重く自分に厳しい。大学受験という57万人全国勝負でお勉強に「本気」になれないで何を成せようか。
いやはや受験は厳しいレース 知体気の充実が試されている。
いい高校 いい教師 バラツキの少ないクラス そういう環境にいても、仮にそうでない環境にいても上述の受験に勝てる「気」がやっぱり必要だと思わないかい!
うちの生徒で校内の競争が一層厳しくなった高2から自分の部屋で立ってお勉強をした男子がいた。
監督は聞いた。「なぜじゃ?」
生徒が答えた。「はい。疲れてくると科目によっては机に座っていると寝てしまうのでそういう時は立って勉強をするのです。」
この男子は「負けたくない」「今日もこれだけはやりたい」そして「苦しくても止まらないぞ」という三つの「負けん気」「やる気」そして「根気」(根性)が伴なっていたな。
つまり「本気」だったんだ。当然すごい結果をだした。そういえばこいつは今年大学を卒業だな。いい若者に育ったことだろう。
「監督に会えて意識が変わりました。レインボーのおかげです!(これは余計だった。)」
おい覚えているかい!ここに通ったんだよ!

