県高校入試の合格発表だった。嬉しそうな生徒の顔を見ると安堵を覚える。
今年もレインボー生は全員希望高校に受かった。競争率を見ていったん希望高を断念し、「何のためのすべり止めだ。お前は合格ゾーン平均位の位置にいる。滑るやつはずっとずっと下のレベルだ」と強く言った生徒がいた。気持ちを持ち直し第一希望高を予定通り受けた。そして今日発表直後に「合格です!」と電話をよこした。監督は電話口で
「気持ちをしっかり持って踏ん張った。さぞかし不安だったろう。よくやった!」と何回も何回も褒めた。あそこは今年60人以上滑っている。よく耐えたと思う。
さて本題!
合格は「自分物語」の始まり・・決して休止してはならない。
今日の合格を「チャンス」をとらえられないとすれば、それは「お勉強逃避」の典型路線に突入していくだろう。高校はお勉強をするところだ。お勉強が最大目的だ。
これからの「自分物語」をつづっていくうえで「学びが最大の力になること」「希望の高校という恵まれた環境に入ったこと」そして「チャンス(未来)が広がっていること」これを証明し実感し手にしたのが今日の「合格」だろう。受験してせっかくチャンスを得ているのにそれだけで終わるような「合格」はおかしい。
ちょっと考えてみればいい。TDLに行ったとする。入場券を買って入場したら目標のアトラクションに向かって走るだろう
ゲートをはいったところで携帯見て座り込んでいるバカなどとこにもいないだろう。
監督も3歳だった息子に手を引っ張られて走ったぞ! それも一日中だ。
合格も同じさ。いま入場したんだよ。これからなんだよ!
お勉強を軸に「自分物語」を綴ってください。思い切り!
監督

