7日は国立の発表だった。

実力者だったが念願の大学がダメだった。

さぞがっくりして悔しかっただたろうが、発表後即日始動した。医学部だけを目指す最高峰の環境で11カ月後を目指す。日本TOPレベルの受験生700人が一堂に集い1日15時間、東京で厳しくもまれることとなる。

 

今日挨拶に来てくれて別れ際に監督が本人に言った言葉

「18歳の今、2つの選択肢がある。安易な点数任せの進学か初心貫徹で最も厳しい受験を浪人してでも目指すか。その厳しい方の選択をしたお前は偉いと思う。自分の意志で2つのまったく違う軌道のうち崇高な方を選んだのだから。それはすなわち自分の未来を構築しようという意思の表れ。その先で待っているものは、安易な進学をして今自動車学校に通う連中と次元の違う未来だと思う。」

この生徒の顔が少し赤く染まってほどなく嬉しそうな笑顔をみせてくれた。

 

もうレインボーで指導することはない。監督の指導した英語はすでに申し分ないレベルにある。1月のセンターでも英語筆記は194点、リスニングは48点あった。数学の講師もお前の実力を高く評価している。ただ国立医学部の中央ゾーンは全科目9割が当たり前の世界だ。

いばらの道かもしれない。

しかし昨日もブログに書いたように

受験の道はいばらの道ではなくお勉強の道 未来に連なる道だ

実力者のお前なやり切れる。

 

医師を目指したのは中3のちょうど今頃だった。

高い目標を持ち続けて挑もうとするその姿にエールを送りたい。

泣く日もあろう。不安で集中できないこともあろう。

でも! それでも! 絶対! 何が何でも! 

自分で自分を励ましながら進むのだよ!

 

                                            監督