来週の本試験まであと1週間

毎日小論の指導を続けている。クラスが終わって配点や攻め方を話しながら、「どうせ受けるのなら勝負ができると確信をもって臨むんだ。可能性はある。最初はそこまで考えていなかっただろうが今は少しは気持ちが変わってきたかな・・」

この生徒は監督がこの手の話をはじめると席をスーっ立っていつも聞きいる。部活で鍛えられているからか家庭のしつけかわからないが「座りなさい。」という迄立ったまま聞き入る。

今日も話を聞きながら立っているこの生徒の顔を見上げた時、

「きれいな目をしているなあ。輝いている」と思っていたら顔面がみるみる真っ赤に染まって大粒の涙がこぼれた。 

涙があふれそうな目が午前中の明るい光に照らされて輝いていたのだ。

 

ほんの数秒の我慢が途切れ涙が落ちた。

それを見て監督ももらい泣きで声が出なくなった。

「ああ すごいプレッシャーを感じているんだ」と思いながら・・・

この生徒のひたむきさ、真剣さ、そして日ごとに高まる不安に心打たれたな。

「獲りに行け!」と檄を入れるつもりが、昼間から六日町の駅前の教室で大きなガラス越しに生徒と2人で泣いている監督・・・仕方ないな。涙は心の反射だから。

 

課題は多く厳しい受験、それなら余計に冷静に課題を絞って準備を積み上げないといけない。その量と質の設定と確保が「変化」を呼び込む。 受けるからにはそう信じて進むんだ。まだ10時間は指導できる。一緒に走る。最後まで!

                                                監督