今日は三つの高校を近隣の中3がどう見ているかで比較してみよう。
まず長岡、文句なし、だってこの辺から通学するとなると3年間で2千時間を通学に費やす。
それでも長高に行きたいと思えるほどの高校なんだよ。監督はね。うちの生徒たちを長高に見学に連れていったことがある。煉瓦つくりの正門のところで記念写真をとったなあ。その中に写っている一人の女生徒は
「監督、あの時監督に長岡高校に連れていってもらって、私電気が走るような「あたしが行くところはここだ!」とう風な衝撃を感じました。」といったな。

勿論この子供は長高にすすんだ。

KJはレインボーからかなりの人数が進学したけれど、同じ数位の生徒が「KJにいきたくない」といって六高にいったなあ。六高は大学受験ベースで全国平均以下の高校だけれど「頭がいい。」と言う印象が子供たちの間にあるかもしれない。完全な事実誤認だけれど、近隣中学の学力中央ゾーンでは六高に行けないからまんざら誤認ではないかもしれない。いまの中3の学力がそれほど低いということだ。

KJを子供たちが嫌う明確な理由がある。
「あそこ勉強ばっかり」
そして「部活をしたい」
この2点につきる。
「夏の開襟シャツがいや」これもあったが制服が変わった。


大学受験を考えた時、長高は学力的にダントツにいい。レインボーの生徒をみていても他を大きく引き離している。この中学基礎の差が大学受験に直結する。ただKJのTOP10は見事な学力のものがいる。レインボーの生徒を見ていても感心することが時としてある。

 

こういう話がある。

六高から新潟大学に公募推薦で進んだうちの六高生が「中学の時絶対負けなかった友達が長高から医学部に公募推薦で入りました。もうびっくり!」と悔しそうにいうから

「負けたんんじゃない。お前が長高ではなく六高を選んだ、そういう選択をしたというだけだ。もしいっていればお前なら負けない。ただそれくらい違うということだ。だから長高に行けるものはいっておくべきなんだ。」

高校は何も勉強だけでない。進学だけではない。色々な思いで進学先はきまる。
お勉強以外の魅力で行く人はそれはそれでいい。ただ進学を一つの柱におくのであればあまりにもこの3つの高校は違い過ぎるような気がする。スタートラインの学力と3年間のお勉強のやり方(やらせ方)がだよ!
                                                                                                                監督