小論指導を受けている生徒からさっき届いたメールだ。

監督は今こう返信した。

「過去問の傾向がはっきりしており、それなりの準備すれば相当な事ができると思う。だから希望をもって頑張りぬきなさい。受験してくるものの一体どれくらいがタイムリーでしかも有効な論文指導を受けていると思う? それも受験する自分の大学専用の指導でなく一般的な書き方の指導を受けるにすぎず、大半はろくにかけない。センターの判定が低いことは大きなハンディーだから、それなら余計に論文を磨くんだ。受けるのであればそういう戦略と心構えがいる。受験とは勝ちにいってなんぼの世界なんだ。4倍の半分以上は受ける前から勝負がついている。よって倍率は2倍もない。ただしその2倍のなかの半分はA判定とB判定保持者だ。

だから必死で論文力を(論理構成力)を磨くんだ。」

                                                                                                      監督

 

この生徒を指導するのは1か月だけ。たったの8時間だ。しかし激変させる。いつものことだ。今日も2人で1時間以上過去問を議論した。 

この期に及んで書き方なんかどうでもいいんだよ。そんなことで受験が勝てる?

全国の高校で2週間ほどいきなり添削をはじめて書き方指導を受けおまけに思い付き見たいなアドバイスで混乱している高3がいると思うと気の毒だなあ。

 

                                      監督