不登校気味で苦しむ生徒がいる。本人と母親と話をした。あっという間の2時間だった。
「何と素敵で自然な笑顔が出る子供だろう。」と思った。
その笑顔をカウンセラーが「無理をしなくていいから」といったそうだ。
プロの視点はそうかもしれないが監督は違う印象をもった。
この子の笑顔は無理をしているのじゃない。この子のエネルギーの証なんだ。気づかいやモラル、責任感とのかかわりの中で「愛想笑い」をする横(均衡)の笑顔でなく心の底から縦に湧き上がってくるエネルギーがそうさせているんだ。 自分を取り巻く諸要因とのバランスを取る余裕がなく、日々苦しんでいる。そんな中でもしっかり微笑みのメッセージが周りに届けられていく・・・
だから監督もうちの講師もこの娘を守る。
一緒に走って行こう。 やがて笑顔が自信を呼びこむその日まで。
今の苦労が成功体験に連なり、念願の保母さんになれた時、この子の笑顔に何人もが救われる日が来るかもしれない。 優しい心根の人間がこの世のいたるところで必要なんだ。
お母さま さぞかしご心配なことでしょうがレインボーも少しはお役にたてますから!
監督

