南魚沼には大学進学を目指す高校は2つだけ。全国平均以下のレベルと全国平均より少し上のレベル

 

一つは、部活・部活・部活

もう一つは、お勉強・お勉強・お勉強で土曜日も修学旅行もない。

 

2校の平均的大学受験勉強時間は2000時間からひどい者同士になると4000時間も開く。信じられないだろうが毎日数時間ひらいていく。 だから入試レベルで片方は全国平均以下でもう片方が全国平均以上である。 もっと開いていいはずだけれどそううまく運ばない。

なぜか? 上位にはいいのがいるけれど中学基礎が盤石でないものが多いのと 生徒間のばらつきがひどいから。もう同じ高校ではやっていけないほど開くこともあるかもよ。これが長高との決定的な差。競争率の低迷で生徒集めのために学力が低くても、とらざるを得ない状況が何年も続いた結果、学力低下が起こってもしかたないさ。それでも益々やらせるから悪循環に陥る。逆に高競争率だと生徒のレベルが年々上がっていく。 そういう流れが続いたとしてもある意味自然なこと。

 

もう一つの高校は、競争率は何とか維持出来ているが、これまでの上位100人がもう一つに行ってしまったわけで、その分下からとっているから、当然その時点からずっと学力低下が起こり、揚げ句全国平均以下の受験レベルの学力。 たまたま模試で全国平均を超えた科目があったとき、模試会社の営業マンに褒められて喜ぶような始末。

 

そういう状況下レインボーの中3でも毎年言えることだが、ちょうどいい進学先がなくて、この辺の真面目に進学を考えている中3は困っている。大体この2つのゾーン対象のこども達は以下の基準で仕方なく高校をきめている。

「管理されてもいいから、大学受験優先でこっち」

「部活もしたいからあっち」

「部活は特にどううでもいいけれどあそこは嫌い。こっちは何となく緩そうでいい」

これでは何の解決にもならず、年々学力も競争率も下がっていくし、そもそも生徒数が減っていくだろう。南魚沼は近隣の中学の合併が起こっているくらいだから。

 

そこで劇的解決策を申し述べよう。

「県立南魚沼ハーフ アンド ハーフ学園高等学校」の開学だ!

お勉強を目指すものは浦佐校舎。

部活とか運動会練習に賭けたい奴は六日町校舎

年一回入れ替え戦の校内試験あり

夏休み冬休み春休みは世間並(これ当たり前だろ!)

修学旅行沖縄 その代わり長野スキー研修廃止(やるなら地元でスキーをして金をおとせ)

土曜登校は浦佐校舎のみ(六日町校舎の部活応援時は土曜登校拒否権有り)

運動会は盛大に準備期間あり

学園祭もあり 2校舎の生徒たちが集い連帯感で頂点に達する。近隣の中学生と親が殺到

小テスト廃止

課題半減

宅習記録廃止 小学生じゃあるまいし自主管理できないでどうする!

 

浦佐校舎の特進クラスのみ最強の受験指導特化で長高を凌ぐ 特にいまの六日町校舎の上位3人くらいは凄い基礎学力で高校に入ったのがいる。たまたま長高に行かなかっただけだ。監督の教え子もそういうのが今まで何人もいた。浦佐校舎の教師も「ああこういう生徒が欲しかった」と思うことだろう。結果はすぐ出る。週刊朝日等の全国高校別有名大学進学結果の空欄まみれが激変する。

 

つまりこの学園には、

お勉強に真剣に取り組む文化と部活にも真剣にとりくむ文化の双方が根付いているバランスの取れた普通高校を示現する。

校長一人 教頭二人体制で校長一人分人件費削減 片方の高校に担任副担任で3人4人もついて人数のはるかに多いもう片方の高校には担任一人のような県民税配賦の不均衡の是正を実現できる。

 

そして校長は公募制をとる。劇的な改善をすすめるため革命的リーダーを募る。

 

ああ眠くなってきた。明日になる前に日課のトレーニングをしなくちゃ・・・

                                                    監督