去年、センター試験の前夜

「目標の168点を達成するため明日のセンター英語を頑張ります!」とある生徒からメールが届いていた。

「うまくいくといいなあ。お前は実力があるから」と返信した。

 

なぜ168点必達なのか?

答えは簡単でこの娘の身長が168cmだからだ。

監督が指示したのでもなければ生徒が言ったことでもない、いつの間にかそういうことになっていたんだ。もっとも目標大学はセンターで75%必達なので英語で170点程度へ持っていくつもりだった。

試験後、連絡があった。

 

『162点でした👍

 

身長がもう少し低ければ、、、

それでも自己ベストの点数で終われたので

よかったです😊

 

監督は返信した。

「いったい誰が指導をしたと思っているのだ。自らの不出来を身長のせいにするなんて全くをもってcleverなexcuseだな。

 ー 中略 ー

ただ8割を超えたわけだから、八海山尊神社のお力をこの局面で知ることになったわけだ。明日監督はもう1度おまいりにいってくる。東京での新生活がうまくいくことと身長が162cmに縮むようお願いしてくる。」

 

そして今年、この生徒の陸上部後輩が「監督、あたしセンター165点をねらいます。」

「なんだ 先輩と同じで162点がいいのじゃなかったのかい?」

「いいえ 身長が165あるので165点をねらいます!」

そう言って帰っていった。

この子も国立をすでに公募で決めている。それでも最後まで徹底してお勉強を続ける。この態度も去年巣立った先輩とよく似ている。 先日も書いたが六高にもたまにいいのがいる。

監督はその生徒に

「いい子だ。身長通りの点数をとってきなさい。お前の先輩のような言い訳は許さないから。」 そう言って送り出した。 

もうこの生徒とも会うことはないだろう。 さみしくなるな・・・

                                                  監督