明子は域内NO1の歴史ある名門校の3年生
文句なしの学力と小顔で誰もが振り向く美形
悦子は全国平均以下の学力の普通高 伝統だけは同じくらい長い。 可愛い目をしてとても人気者。
2人は中学まで同級生 そして今高3で受験まっただなかだというのに恋に苦しんでいる。
明子はろくでもない男子に惚れられ苦しみ
悦子はかっこいい男子に惚れて苦しむ。
ともに恋の悩みを抱えていると言えなくもない。
2人は毎日ため息をつきながら悩みを交換する。
明子「もうキモイ 最悪 いつも同じ車両にのってくる。あいつ中学の時から最悪 大嫌い。」
悦子「はっきり言ったらいいじゃない。あんたなんか相手にしていないって。」
明子「それでわかるようならとっくの昔にそうしているわよ。とにかくにぶんだよ。」
悦子「ああ私も○○君にそう思われているのかな。。」
明子「悦ちゃん そうやってため息ばかりついていないではっきり言ったらいいじゃん。あたしついていってあげようか。」
悦子「・・・・・・」
こんなやり取りでつい3か月がすぎた。
そして悦子は意を決して告白をする決意をかためた。明子がアレンジをすることになった。実はその男子と明子は同じ名門高校だ。その男子は身長188cm 体重79キロ 髪は染めていないけれどすこし栗色 聞くところによるとお母さんがイタリア人らしい。
スポーツはサッカーをしていた。
明子は文系国立クラスで良く知っている。
明子「○○君 △高の〇丘悦子って知ってるよね?」
○○「ああ知ってるよ。明子と2年秋に試合をみにきてくれた子だろう?」
明子「そう。ちょっとあんたと話がしたいっていってるんだけれど時間ある 今週?」
○○「いいけど・・一体何のはなし?」
明子「まあ会ってからでいいじゃん。ね!いいね? あたしも最初は一緒に行くからさあ・・」
するとその男子がこう言った。
「明子 お前誰か付き合っているひといるの?」
明子「いないわよ あんたなんでそんなこと聞くの?何よいきなりぃー?」
ああああぁああぁああああああああ
かいわいそうな悦子さん
明子はさすがに困ってしまった。 友だちを助けるつもりが真逆になっているかも!
そう明子の「あ」はA判定のA
悦子の「え」はE判定のEかもしれないなあ。
こんなに違っていいの? 人生って不公平ね!
監督

