「いいか 絶対面白いとレインボーのことを言ううんじゃないよ!」

キャハハハ・・・

 

「レインボーは厳しく重苦しくお勉強ばっかりで宿題も山積みで全然おもしろくない。KJ高校よりも課題が多くて苦し塾だといいなさい。そこの女子達 いいな!」

キャハハハ・・・・・のハハ

誰も返事をしない。わらっている。 以前見学のこどものそばでうちの生徒が

「ね! おもしろかったでしょ。」というのを聞いてすこし考えてしまった。監督はうちの生徒を笑わそうとして歌ったり跳ねたり余談をしているわけではない。流れだ。子供のためを思うとついつい話が飛ぶんだ。拡がってしまうんだ。

出来のいクラスになると授業20分で余談40分なんてこともある。まともにやったらアッというまに教科書が終わってしまうもの。そういうクラスは生徒の食いつきもすごいんだ。

 

実は監督は体で英単語をおしえ同時に歌で英単語を教える。社会も歌で教える位だ。

例えば今週の社会のクラスなどは3曲も歌を聞かせた。

全員、 3曲とも「知りません。そんな歌きいたことありません。」と吹き出しながらいう。

監督は聞く。

「君たちの学校の音楽の授業は一体何をうたっておるのじゃ。この曲を知らないなんて・・・ああ日本の教育はまちがっている。」

例えば日本アルプスの3山脈の位置をおしえていて

♪木曽のなあ、仲乗りさん、木曽の御岳山はなんじゃらほい、夏でも寒い、よいよいよい♪ と監督が名調子で歌っているのに全員

「そんな歌しりません。」 とクスクスわらっている。

 

英語クラスでも踊りながら

V・A・C・A・TION!! 夏休み♪と歌う。一瞬シーンとなって、ドーンと笑い出す。

でもこれでスペルが頭に入っていく。

まあこんな感じかな。重苦しい厳しい塾なんだよ! レインボーランゲージハウスというところはね。

                                                     監督