リュックに教科書や教材、それに英和辞典をつめて時間に間に合わせようと
交際情報課題山積夏期休暇2週間高校から走りに走ってその女子はレインボーにやってきた。この生徒と始めて出会ったのは小学3年生のときだったからもうかれこれ⒑年になる。お互い気心が知れているし余談ばっかりで全然授業は進まない! 監督の自慢の生徒。
こないだ走りすぎて息が上がってハアハアしている。とても授業に入れそうになかったので
「今紅茶を入れてくるから待ってて」とエレベーターに向かった。
「ありがとうございます。」というので
「レインボーにおいてある世界最高級クラスの紅茶だよ!」といったら
「え!本当ですか¡!」と声が弾んだ。
1Fにおりてすぐに紅茶をいれた。立ち上る湯気のそこに琥珀色の紅茶が漂う。
しかしホームセンタームサシで買った1番安物の紅茶だけにいくらティーバックを揺らしても全然香りがたたない。
「最高級とさっきいったからプラシーボ効果のようなものできっとおいしいと思うだろう。」とタカをくくっていた。急いで教室にもどり紅茶を差し出した。
その女生徒はさっそくカップを抱えてうれしそうに紅茶を飲み始めた。
そして3秒後生徒は言った。
「監督、これが世界で最高級の紅茶ですか?
かろうじてお湯に色が付いているだけじやなですか!」
「ごめん!そこのムサシで買った100個475円の紅茶だ。許してくれ!!」
この子にかかれば大体監督の言動はお見通しだ。いつも付き合ってくれてありがとうね!
監督

