勉強そっちのけで2年半やってきた部活がやっと終わったから、これから休まずしっかりいお勉強をしたいとある生徒がメールをくれた。そこで早速日曜日にわざわざ補講を組んで呼んだ。時間が惜しいから。

開始前にメールが来て「風邪が治りきらないので今日も休みます。」

からだのことだから仕方がないけれど、ここで大きな問題が浮かび上がってくる。ここ南魚沼のこの高校の3年生たちは意識していないだろうが・・

まず今週から定期試験で2週間つぶれる。すぐ夏休みで補習が前期後期で2週間、自習まみれの合宿で1週間弱、そしてお盆やなんやかんやで2学期がすぐやってくる。2学期の中間試験。そして10月からは8回の模試と期末試験・・・いったいいつお勉強をするんだろう。

ほとんどのものがE判定でここから奇跡的上昇カーブを描くつもりでいるのかもしれないが、落ち続ける進学実績が示す通り、今年も惨憺たる結果がまっている。

 

センターまであと6か月の時点で補習とか合宿とか数多くの模試とか、そして定期試験とか、あ!そうそうマラソン大会とかみんな一斉に一堂に会してお勉強をするのは違うんじゃないか?この時点では個々の生徒が自分の課題を目標大学との開きの中で「間に合うかまにあわないか」の瀬戸際に立って自分だけの受験対策を積みあげるべき時なんだ。

システマチックに間違っているなあ・・だって佳境に入る最後の3か月の週末が全部模試で登校だなんておかしくないかい?

                                                      監督