うちの生徒たちは彼ら自身がどう思っているか知らないが、監督はほっとけないからいつもごじゃごじゃ考えている。進路と進学はちがうからと何回もブログに書いているけれど、やっぱりここぞという時でなく日常的に勉強のことや人生のことや学校のことを相談できる大人がそばにいるかいないかは大きいな。人生の選択で決定的な差が出ているな。人生変わるケースもあるな。そういう現場にいるからねえ、例をあげればきりがない。
親と先生がうまく相談に乗ってやれない場合は不幸だな。でも学校の先生はそれが仕事でない、そういう時代になってきたのかもしれないな。無理もあるな。とくに高学歴をめざし最低マスターとか留学を視野に入れ始めるともうプロペラエンジンとジェットエンジンくらい違うから、修理できないよな。持ってる技術じゃね。
監督だってなんでもわかっているわけでないよ。会社のことだってやめて10年以上たったから、元部下に「もういらっしゃった頃と今の会社と全然ちがいますから」とくぎを刺されたね。監督にむかって「はい」としか言わなかったような可愛い娘のような新入社員だったこの娘は今は上場企業の営業の責任者だから。仮に相談があっても答えられないだろうな。今の監督ならば。会社の相談なんて全くアカデミックでないけれどね。
ただ、監督は例えば生徒がなにか聞いてきてそれについてわからない時、知ったふりはしない。
「わかった。調べる。」という。
そして「誰が最もこの分野が詳しいかなあ」と友だちをたどる。時には教え子に指示して人脈をたどらせることもある。関係が深いからいざという時無理が効く。
文部科学省がクリアファイルを高校生にくばったことがあった。茶髪にそめてカラコンをしたタレントを起用したものだよ。「勇気を出して大人に話してみてほしい・・・」
相談内容が受験じゃないようなかんじだけれど・・・
問題があったときの相談でなくもっと日常的な前向きな相談のときこそ身近な大人の出番なんだよ!
そういう人がそばにいるときっと苦しい事態に陥らないのじゃないかい。
このファイルを見るときれいな黒髪ロングの女子高生が金髪カラコン、真っ赤なマニュキアの女子の慰めにすがっているシーンを演出している。逆だろう?税金を投入するんだからもう少しかんがえろよといいたいな。とにかく文科省は大臣からして昼間に公用車でヨガに通うくらいだから示しがつかない!
監督

