センターで英語筆記9割越は手中にした。今の時点で英語の実力はこの生徒の通う高校でTOPをとれていると思う。難解な長文になれば国際科の英語だけ大好きJK達に差をつけるところまで来ている。そして速読力もついている。速読は監督は一切指導をしない。たった1文に45分かかっても愚かないい加減な訳で処理をさせない方針だからだ。そうすることで知らずしらず速読力がついてくるんだ。先週も神戸大と名古屋大の本試験過去問(記述)を時間をはかっていきなりやらせたがお見事全問正解だった。しかも要約問題込で完答だ。

 

ただ現実は厳しんだ。この生徒の受けようとする大学は理系ながら受験者全員が9割当然で集ってくる。だから全国平均ちょっと超えがウヨウヨいる程度の高校からあの大学に現役で行くなどとてもとても、とっても、本当に、ホントに難しいことなんだ。過去10年で実績あるのかな?

 

そこで昨日この生徒にこう言っておきました。

「受かるやつは2つの特徴を今の時点で示現する。

一つ、絶対模試で強い科目は取りこぼさない。だから英語はTOPをとってこい。

二つ、国立でしかも難関大を目指すものは模試で科目に穴があったり、今回はこれがどうであれがどうだこうだなどといってはダメ。いつも全科目の得点をきっちり揃え切らないと実力が無いということ。」

 

さて限りある時間でそれができるかなあ?

この生徒の通う殺風景な高校は模試が多すぎる。子供がつかれてきている。いやずっと疲れている。監督が恐れるのは疲れがやがて焦りに変わってしまうことだ。それを避ける意味でも学校は個別に作戦と負荷を考えてやらないといけないと思う。そうでないといい生徒までつぶしてしまうと思う。もしこいつを現役で行かせたとしたら、監督は「レインボーのおかげです」と言って菓子折り一つ、それだけでいいけれど、あいつの高校にとってはかなりインパクトのある実績じゃないのかなあ。週刊朝日と毎日の全国高校難関大学合格実績の特集記事を見ても毎年空欄なんだから・・・

 

これを書いていたら今受付に連絡があったそうだ。体調を崩して数学の授業を休むとね。明後日からまた週末模試だ。かわいそうだと思う。あいつも少し疲れている・・・

                                                      監督

Dr,YUKAWAも先輩だ!!