2年前のこと。国立の2次が終わった日、最後の一人が発表から1時間もせぬうちに報告に来た。集中力を切らさず最後まで相当な量を積み上げてきた。しかしいろいろあった。文系転換とか願書の手続きの不備とか・・・お前の進む大学は国立ではないかもしれない。最後の最後にやっと見つけた意中の名門私立でもないかもいしれない。だけどね、実力で生物資源学を専門的に学べる学府をきっちりつかんだのだ。おめでとう。東京にでて思い切り学べる。
これからが本当の勉強がはじまる。

 



監督の話にうなずきながら・・・
ふっと顔を上げたお前のその大きなきれいな目に涙がいっぱい浮かんでいた。痛いほどわかるよ。涙の意味が。だから監督は決してお前の涙をわすれない。

最後にハグをしたのはお別れだからじゃないよ
お前の背中を回もトントン叩いたでしょ。あれはね、頑張れ!やり切れ!未来へすすめ!と伝えたかったの。
                                                     監督