浪人と現役がいて「どっちを教えたいか」と問われれば監督は「浪人生です。」と答えるだろう。まじめにあと 11か月(もう1年ない)やれば合格確率は浪人の方が高い。偏差値で10程度は上がるから受験する大学群が一つ上になる。11か月で人生を変えれる。DやEからAとBに突然変異する。そういうことなのだ。特に私立文系ならまず獲れる。
ただしその浪人生の浪人にいたるまでの経緯、敗れた後の口惜しさ、次の作戦の明確さは問う。こちらが見てそれが確認できれば100%11か月後、満面笑みで「ざまあみろ!!」と言わしてみせる。今年もセンターを受けた57万人のうち9人近くは浪人だと思う。
いいところは浪人が多い。難関国立は現役優位との話もあるがそれはしっかり期日に間に合わせる力と環境がないと通らないということだろう。
要するに1年くらいなん何だ!という考えもあっていい。
ここ南魚沼は浪人をしたくても世間の目が気になって出来ないと言うケースが良くある。ここにはいられないとかなんとかいう。「まじめにもう1年高学歴を目指して耐える、学ぶ」という強い志を持つ若者を周りが支えてやらずにどうするのか! この時点から人材流失が始まってしまうかも!おまけにろくに勉強の仕方もしらないくせに予備校を求めて東京や新潟にでるというものもいる。全くおろかとしかいいようがない。入れ物だけもとめてどうする?
偏差値で60前後の大学に行けるのなら「浪人」もまんざら禁句ではないな。
勿論現役で行けるに越したことではないよ。それができない奴が多いから今のタイミングで毎年言っているのだよ。
高2生よ、高1生よ、今夜から必死でやりなさいな。
「浪人」と紙でも書いてはっておけばいい。57万人を超える大学受験は厳しいのだ.
受験は団体戦なんて詭弁だから。
監督

