うちの生徒の一人に男4人兄弟がいるんだ。
次男坊から末っ子までかれこれ5年くらい誰かをおしえている。
たまたま「お母さん。これまで一体何人のお弁当を作ってきたんだ?」
「はい一時は毎朝5人分でした。」
「4人じゃないのか?」
「いや父親の分も作っていますからいまでも4人分です。」
「そうかあ じゃあ、おかあさん風邪もひけないなあ」
「ほんとにそうですねえ。調子悪くても休んだことは記憶にない位です。」
「感謝しないといけないなあ・・」
「はい」と応えてしばらく黙った後・・
「この間、たまたま弁当箱を出すときに『ありがとう。いつも』といったんです。」
「おかあさん喜んだろう。」
「そういったら母が、『お礼なんて・・そんなこと言わなくていい。毎晩お弁箱をあけてお前が全部食べてくれていたらそれだけでうれしいから』と言ってくれました。」
この間たまたま目の前でこの男子だが、家に電話をさせて母親に書類を確認してもらった事があった。電話の会話はこうだった。
「あ、・・です。ちょっとしらべてください。」 そして最後に「どうもありがとう。」と言った。
いい息子だ。母のやさしさが身に染みているのだろう。
監督

