長岡の駅で電車を待つ君をみた。
あの日と同じ白いマフラーをしている。
周りで友達が少し興奮気味にセンター試験のことをはなしているようだった。
聞き役に回るきみはいつもと違って少し色あせた白い髪飾りをつけていた。
君のことだから今日の試験はきっとうまくいったに違いない。
僕はもう何とも言えない気分になっちゃった。
わかってはいたけれどね・・
この間君の名前を偶然しったんだ。
2文字で素敵な名前をね。
今夜その名前を雪の上に何回も書いてみよう。
降り続く雪が君の名前を消し去っていくだろう。
僕の恋も君に気づいてもらえずに幕をひくことになるよ。
この1年遠くからいつも君を想っていた。それはそれでいいのかもしれない。
少しは僕の励みになったんだ。
ありがとう そしてさようなら。
合格の日がきて君の笑顔が春に舞うことを祈っているよ。
僕も少しは踏ん張るよ。ここから・・・
監督

