教えて!E判定がつく3つの理由とA判定が取れる3つの理由
① 高校が違う 
② 中学基礎が盤石と事実上中学3年以下の実力
③ 希望大学と実力のマッチングにおいて合理性の有無

じゃあ君が「高校にはいってからの勉強ではおそいのか」と言うかもしれない。答えは一つだ。下位の高校、例えば模試で学年平均が全国平均以下の高校から普通の大学を目指すほど苦労を強いられるということだ。合格の確率が低いということだ。それでも何人かは受かるということは、出来る生徒が君の学校でも「ゼロではない」というだけのことだ。大多数の生徒にはそういう生徒の進学は他人事にすぎない。

 

大学受験は甘くない。センター試験は57万人一斉勝負。学力が同じ程度のものがうまい具合に集まって競争率が1倍程度の新潟県高校入試と全然難易度が違う。
世の中には2、3流私立がはびこっている。5年以内になくなるなどと実名で本に書かれているところまである。大学に入って高校の履修内容の補習を受けるなんて天に唾を吐くような行為じゃないのかなあ・・・ただ模試で偏差値が40台なら高校の内容が半分も分かっていないのだから補習は当然のことと大学側は考えているのかもしれない。お金を払う親には気の毒なはなしだ。そういうところへ進学する場合は特段何も上述の条件など気にすることはない。世の中に通用しない進学だから学歴とは呼べないだけだ。

 

時々昔の教え子にばったり会う。

「どこに行っているの?」

「東京の大学です」

そういう時監督はそれ以上聞かないことにしている。 

自分の通っている大学名すら名乗れないんだから・・・

仮に聞いたところで「知らない」だろうし・・・

さあ、高2、高1受験生諸君よ
海よりも深く空よりも青く進学を求める前に自分が今立っている地面をしっかり分析しなさい。

そこから、そして今から、少しずつ這い上がっていくのだ!
監督