「受験が団体戦」と言われて育ったここ南魚沼の受験生へ告ぐ
今すぐ目覚めなさい!!

WAKE UP!

受験が駅伝とは違う!受験は100%個人戦だ。
「あたし英語の点数が30点余っているから、あなたにあげる・・・うふふ。」
「私は数学受けるから、英語は良子ちゃんにおまかせ」
「うちのチームは最高ね!」
そんな受験が世の中にあると思うの?

受験は孤独で崇高でばっちり結果責任が自分にくる個人戦だ!

相手に勝ってなんぼの世界だ!
監督などは「受験地獄」と言われた時代、試験中、問題用紙をめくる音をわざと大きくして周りに座っている生徒たちに「あいつ もう2番まで終わったのか」とプレッシャーをかけまくったものだ。ときどき問題が分からなくても見栄で先にめくったものだ。自分が解けないときは、なんとしても相手をくずす策を尽くしたものだ。
大きな音をたてるためにわざとめくり方を大げさにして試験用紙が破れたことも1度や2度ではない。
 高校時代、それがはやってクラス中で紙をめくる音まみれになり、先生がおこってそれを先導した監督たちが数人が前に出されて先生になくられたことがあった。

 

ところがどうだ!

うちの生徒をみていると音を立てないようにそーっと試験用紙をめくっている。

周りの人に気づかれないようにだ。ただでさえ出来が悪いというのにその上人に気を使って受験で勝てるとでも思っているのか!音を立てて相手を崩すのだ!かき乱せ!少なくとも周囲の4人くらいは。

 

南魚沼の受験生達よ 受験は個人戦だ。

今日から問題用紙をめくりまくって周りにプレッシャーをかけまくれ!順位が入れ替わって上がればうれしいだろう。
全国順位があがるということは校内順位もあがっているということだ。人を抜き去ってうれしいのが受験だ。友達に勝ってなんぼの世界だよ!!!

にもかかわらずセンター試験の会場付近で生徒集めて団体戦で奇声を上げさせている愚かな時代錯誤の高校がこの南魚沼にあったと聞く。情けない。

お勉強はできる奴ほど、できる高校ほど

「静けさに、奥深く漂う余裕なり」 なんだ!!!

                                                    監督