監督は授業の拡大や科目の追加、受験の作戦など細かに指示をだす。悩んでいたらメールや手紙で励ましもする。それが生徒の将来に大きなガイドとなることがわかっているから。高校生になると親に連絡する前にまず本人に伝える。そして優秀(まとも)な子供ほど極めて早いタイミングで返事をしてくる。お金が絡むこともあるからそういう時には親には文書で説明をする.。そして至急GOだ。
長年やっていてはっきりした傾向がみえている。
いい子供ほどさっさと返事をしてくる。だめな子供ほどもたもたし、事実上の無視をする。それに気づいていないからおろかだ.
世間的にはそう映る。だって高校生だもの。
そして受験で言うとパッとしない形で終わる。当たり前のことだ。様々なポイントで返事をしてこないなら相談もアドバイスもできないだろう。こっちは先の流れを読んでタイミングを計って連絡しているんだから。
ある高3の親に「オタクの娘さんは本当にまめにレスポンスができる。これはとても大切なことで付け焼刃ではできない。お母さんしっかり育ててきましたね」といったことがある。
「いや部活で厳しくいわれるからだとおもいます」
「部活でそうなるならみんなできる。やっぱり親だ。あなたがそしてご主人が小さいころからあの子をそう育ててきたんだ。多くを見ているからこっちははっきりわかる。」
監督はそう返した。
去年も一人そういう子供がいて最後に親に手紙を書いて絶賛した。
お父様から丁寧な礼状をいただいて「いい公立に入れたことよりなによりうちの娘を高く評価いただいたことが私ども親にとって何よりの喜びです」と書いておられた。
偶然だけれど上述の2人はそれぞれ違う年だが東京に受験にいって試験がうまくできなかったというのにお土産を買ってきてくれた。もらったお菓子をスタッフがかえった深夜に1人で食べながら監督は辛くなったのを思い出す。この生徒たちを絶対勝たせなくてはいけないと思ったもの。
さて本題。タイミングをずらさず返事をしてくる。QUICK RESPONSE!!!
それは good manners であり まさに interaction ができるかどうかということだ。
これができるかどうかで世間の扱いが変わってくる。信頼されいいアドバイスや助力や時には協力をえられるんだ。信頼を得るということだ。
センター試験ごときで点数をとれることとは次元の違う本当の実力なんだよ!
まさにBridge to Your Futureなんだけどなあ・・・
監督

