昨日ある六ちゃんが相談にきた。

英語が3割くらいしかとれない。読めない文法も苦手。 勿論E判定が並ぶ。

受験が迫り精神的にもこのところ「すごくきついです。」と言った。

少し分析をすると殆ど指導方針は確定できる。結論から言ってセンターをあきらめて本試験までに全国平均レベルには到達できるとおもう。ただし明日からでも即始めて最低1万語(レインボー標準で3万語)監督と一緒に読まねばならないねえと説明した。

 

今日は模試の最中だしもうすぐ期末考査、とにかく時間がなく作戦をたてても自分一人では変えようがない状況ですぐに受験がやってくる。六ちゃん典型パターンだな。KJでもそうだ。

ただ今から何をどうするかをはっきりさせれば「え!あの子が受かったの?」という現役の奇跡が起こるんだ。だからそこを信じて具体的に正しい方法で残り時間を使わないとダメなのね。

 

「じゃあね」といって本人が起立したとき

「なんか顔見てると自信があるようにおもうけれど」と言ったら

「いえ もう苦しくてつぶれそうです」というから

「同じ六ちゃんでレインボーの卒業生が12月にプレッシャーで学校もレインボーも来れなくなるほどおちこんだんだ。やっと監督の前に顔を出せたので「いま苦しいほうがまともで今順調だったら逆に何かおかしいんだ。今日までお前がやってきた手法もその量も絶対間違いがないから自分を信じてとはなした。結局この娘はセンターで現国満点、英語178点をはじき出した。」と続けた。 目を丸くして聞いていた。

 

カウンセリングは30分の予定だったが1時間を超えた。監督はね、入会しない時のことを考えているから「この生徒にとって今日のカウンセリングだけでも少しは変わるんだから」というつもりでついつい長くなるのよ。生徒自身はやりたくても色々事情があるからね・・2度と顔を見ないこともあるんだもの。

とにかくうまくいくといいね。

 

                                                     監督