頭が悪いから点数が悪いこともあるかもしれないけれど、ほとんどのケースはやる気がわかないからだめなんだろうな。監督は「やる気スイッチ」と言う言葉は大嫌いで使わないけれど子供がやる気を見せた時、何が大切かと言うとね、そこから逆戻りしないことなんだよ。
実はその方法をわかっている。
「心が入る 気合が入る」ということは電化製品のスイッチのようなONO・OFFの切り替えがあってはいけないんだ。それとONスイッチかな、それが入ったらいかにもやれるという感じが漂っているがその表現はきわめてお勉強をなめているとも思うな。
うちの生徒で高3の冬しみじみ
「監督、勉強って真剣にやればやるほど大変になってきました。もっと簡単にできると思ったました。」といったことがあるなあ。英語の偏差値が30台であと半年で大学受験、そのタイミングで入会してきた。地頭がいいから結局大きく伸ばしていい大学に受かったけれどやる気になってからが本当の苦労が始まるんだ。ONに入ったら最後絶対後戻りできないんだよ!だってそうじゃないか!未来をかけた人生のターニングポイントだよ。JRの線路のポイント切り替えと同じだよ!いったん切り替えればその瞬間から走る電車の行き先は決まっていくんだ。だから教育にはONがあってもOFFはないんだ。そこをわかっているから逆戻りさせないといっているんだ。
特に高校受験を控えた中学3年程度のお勉強はその気になって徹底的にやればいかようにも可能性は出てくるんだ。ただね。お勉強は基本地道な積み上げと理解なんだ。暗記じゃない。暗記は理解の後のステップなんだ。だからやる気スイッチのようなその程度の表現で変わるほど甘くないんだ。心を入れて真剣に学び抜くということなんだ。
監督

