ここに六高のある部活の予定表がある。 11月は週末すべての土曜は練習 日曜は1回だけ。珍しく月末は土日休みになっているが当たり前で期末試験にはいるからだ。
「国立大学にいきたい」という生徒がうちにいるが一体いつお勉強をするつもりだろうか?
1か月のうち土曜日も毎週練習で日曜が1,2回休みでそれで何時間お勉強ができるというのか。高校入学以来3年の引退までずっとこの調子で進んでいく。
それでまともな受験ができると思っているのか。
少しかんがえればわかるじゃないか。
部活と勉強の2つの時間がかかる課題が横たわっているとする。
問題は限られた時間において、部活にはきっちり満額でその時間をかける、それはすなわちお勉強時間がその犠牲になっているということだ。学生は本来逆だろう。とくに進学を目指すのであれば。
大学受験は甘くない。KJのように部活を週2回に制限し、ほとんどの土曜日を登校学習日とし、頻繁に日曜まで勉強をさせる。毎日4時間の宿題をあたえる。それだけやってあの程度なんだ。実質半分も国公立に進んでいない。40人程度だろうか。
冷静に考えれば今のような部活まみれの生活でお勉強の時間が取れない中に身を置くということは、それはすなわちお勉強をしないと決めたことにほかならない。
1日24時間しかないんだから勉強をするつもりなら部活を辞めるか減らさない限り時間が取れない。とにかく甘いんだ。現状認識ができないくらい。
監督

