昨日中3男子とその母親がカウンセリングにきた。六高に行きたいが確認試験の点数が大きくばらついているという。

監督は「十分間に合うから六高をうけなさい。」

作戦も課題もやり方も10月のポイントもすべて子供も母親とその場で共有した。

これでもう上がりだよ!

「KJでも間に合うけれどどうする?」

「いやあそこはちょっと子供もかわいそうなくらいの勉強量だそうなので・・」とお母さんは子供と顔を見合わせて2人で笑った。

 

さて30分くらい話している。監督の質問にきちんと正確に答えるその中3男子の肘が時々無意識に机の上に乗っかろうとする。母親はその瞬間を絶対見過ごさない。

必ず手で払って姿勢を正してしっかり前をみなさいと目配せする。

 

監督の目の前に母と中3男子が2人きちっと背筋をピンと伸ばして座っていた。

その男子は母親に注意されると素直に自然に従う。2人の会話のスムーズさに全く影響が出なかった。ここが良かったな。

つまりルールやマナーはきちっと教えてきている、都度容赦しないでこれまで来ているということだ。いい親子を見てほっとしたな。

この男子は将来立派になってきっとおかあさんを喜ばせることだろう

                                                   監督

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