ある六ちゃん高3男子がいる。こいつは数々の模試をうけてあまりのE判定の多さの中でついに「E判定」と会話ができるようになってしまった。

これはある日の会話だ。

 

六ちゃん高3男子A

「お前だけには逢いたくなかったんだ」

 

E判定は泣きながら

「おねがい 私を抱いて」

 

せつないその声を聞くと六ちゃん男子Aの心に電撃が走る

「お前(E判定)のこと好きだよ。でも!お前を抱きしめた瞬間に俺の大学受験は終わってしまう。だから!わかっておくれ 」

 

そういって

泣き崩れるお前(E判定)に別れを告げた。

 

帰ろうとする六ちゃん男子AにE判定がすがりつく

「私を捨てないで!」

六ちゃん男子Aは涙を拭いて言った。

「好きだぜ 好きだぜ だけど・・・」

「だけどなに??」とE判定が消え入りそうな声で言う。

「このままじゃ2人ともだめになるんだ・・・・・・・・・・・・ごめんよ・・・」

 

哀しい別れ 南魚沼秋の夜 満天(満点)の星

 

                                                監督