私昔からそうでした。
東京に出ようと決めていた。
この世で行きたい大学はあの国立だけ あそこだけでした。
KJの日々は晴れ間無く、小テストに宿題、課題の雨 雨 雨
それでも私は必死でついて来た
落ち葉舞う季節のなかで
模試の結果はE判定の乱れ咲
もう1度 もう1度やり直せるなら
このまま高校受験に引き返すけれど
もう遅い もうおそい
涙の国立断念
私昔からそうでした。
国立に行くにはKJしかないと信じていた
この制服を着てもう2年半
国立への受験坂は予想を超えたものでした。
粉々にした模試結果は数知れず
駿台模試を燃やしながら
小テストも模試演習も土曜登校もすべてが無駄だと知りました。
もう1度やり直せるのなら帰り船に乗りたいけれど
もうおそい もうおそい
涙の国立断念


