KJで医学部を目指すJKがレインボーにいる。数学は偏差値７０近辺あるので英語と国語（小説対策）を受講している。監督は時間を見つけては指導時間を増やし英語を教えている。「英語が弱い。」と春に学校で指摘されレインボーにカウンセリングに来たのがきっかけだった。、この生徒はその時いったん入会を見送った経緯がある。
監督はあの時「受験は終ったな。英語が弱いままいってしまう。」と思った。
英語は受験の最重要科目で最大配点、理系も文系も問わず国数よりも２５％も配点が高い。だからここで一気に修正をかけ始めないと勝負はみえてしまう。KJは英語が弱い高校だ。だから学校では変わらない。断りの電話が入ったと受付からきいて
「さぞかし本人は入会できなくて残念だろうなあ」ともおもった。
どういう家族会議があったのか知らないが翌々日に「入会いたします。」と再び連絡が入った。監督は経緯はなにも聞かなかったが「これでこの娘の受験は大きく変わる。時間も十分。劇的に変えてやる。」とほくそ笑んだ。経済が大変でもここで賭けなければ元もこもないと親が再考したのだろう。
あれから半年余り。
このKJのJKの特徴は
・宿題を非常に高い完成度でやってくる
・テキストと辞書、その他渡しているものは１０センチ近くなるがいつも全部もってくる。KJ生はタダでも配りものがいっぱいで大変な量なのに、監督が突然「あれ持ってる？」
必ず「はい」だ。
・指定の単語と熟語を１０００語、予定通りのペースで９０％以上覚えきった。毎日４時間の学校の宿題、週４回の小テスト、他の科目の受験勉強がありその上にやるんだから見事だ。１回の言い訳も延長もなく毎週確実にやりきってきた。
・そしてもう一つ絶対忘れないもの、それは笑顔だ。今日はたまたま浦佐本校で授業をしたが、帰り際受付に丁寧に頭を下げて顔を上げた時優しい微笑みをかえしていた。電車の時間まで１０分を切っていた。
今夜、別の教科だが同じ時間に個人レッスンをすっぽかす六ちゃんもいるんだから、このKJ生のようにきちんと当たり前のことを１００％続けることがいかに大切で大変であるかを物語っている。
この夏の模試では校内で一桁まで上がってきた。 別に一桁の順位の男子もいる。この２人にはTOPを競わせようとおもっている。かりにKJでTOPになっても彼らの希望大学は無理だろう。だから全国レベルの順位を見ながら進んでいくしかないんだ。
頑張る生徒たちよ！ 一緒に走ろう。
高い目標を何とかかなえようと努力をつづけるその姿を目の当たりにして何とかしてやりたいと思わずにはいられない。 それが我々レインボーの講師陣の使命であり喜びだから。
監督
