国公立の本試験に小論がいる。文章を書くことは基本長い時間と思考演習をかさねてつくりあげるもので業者に金を払って今頃から小論対策をあわててしたところで何が変わろう。業者の添削をみるとあれこれ書いてあるが最後は結局判定を見るだけ。ほとんどのものは「C」だろう。
「C判定」では受からない。なぜか?当たり前だろう。差がつかないからセンターでダメならもう受ける意味がないとうことだ。模試にしてもこの小論模試にしてもどうして高校教師は保護者に金を払わせて業者に教育を、しかも最も大切は受験勉強を丸投げするんだろう。 さらに悪いことは同じものを六高などは担当の教師がまた添削指導を今頃から始める。明らかに時間をかけず業者の3分の一以下のコメントでお茶を濁す。
うちの生徒に
「論点の指摘と書き方のフォーミュラの指示をごちゃごちゃにするな。論点の指摘はどうせ教師はそのテーマのド素人なんだから参考にしなくていい。この場に及んでは論文の書き方だけを参考にしろ。」そう話した。
小学校以来、文章を書いてきていなんだ。この国の教育は。18歳になっていきなり文章を、しかも論文をかけると思うか? 最も大きな弱点は新聞を読んできていないことだ。だから仮に文章を書けても内容がない。頭にそのテーマの背景情報が入っていないものがどうやって作文技術を生かせるのか?
とにかくなっていない。ダメなんだ。
去年、センターが終わってD判定がつき「やめろ、無理」といったのに「どうしても受けさせてほしい」とうからそこから小論文指導をしたJKがいた。全く書いたことが無いというレベルで1月からスタート。そしてなんと合格を勝ち取った。この生徒の地力と言うか強運は誰より把握していたが絶対通るとは思っていなかった。おどろいた。3月後半のある朝の9時に報告の電話がはいり暫く何を言っているのかわからないくらい泣いた。
「こいつとうとう気が変になったんだ。受験疲れで…かわいそうに」とおもったもの。
その高3女子が
「小論指導で学校と監督の言ってることが全然違いました」といっていたなあ・・
どっちがどっちか知らないけれど。
真っ先に電話をよこしたんだからある意味「レインボーのおかげ」かな?
監督
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