監督はね
♪夢で逢えたら♪という歌が大好きです。
「夢でもしあなたに会えたらどんなにすてきなことでしょう。
あなたにあえるまで眠りつづけたい・・・♪」
眠り続けて目が覚めた時、哀しいのか希望をもてるのかは起きているときの問題かもしれないね。
こないだ中学3年の時の初恋の女子の夢を見た。監督も彼女も大学生になっていて駅前のデパートでばったり会った。あまりの偶然だったけれどお互いわかっているかのように階下にせり出しているカフェに入って話し込んだ。夢で逢うことははかないようでそれでも目が覚めた時、ほのぼのした気分になった。
同じ高校には行けなかった。成績は監督も彼女も男女それぞれの2番同士、県立のいいところに決まっていた。しかし監督は自信が揺らいで一つ高校を下げた。それを知った彼女は血相を変えて廊下を走ってきたのを昨日のことのように覚えている。
世界遺産姫路城に最も近い高校、そこに進んで城の御堀を抜けて一緒に帰る日を夢見ていた。毎日じっくり彼女と話せることにあこがれていた。
白地に黒のスカーフ、男子は詰め入りの制服。
高校進学後2人は会うことはなかった。弱気になって高校を変えたことが別れとなった。携帯もない時代・・
あれから何十年もたって突然夢で逢えた。不思議だ。元気でよかった。とてもきれいな大学生になっていた。凛としたその涼しげな眼は昔のままだった。
思い出は時空を翔ぬけ夢の中で監督は19歳の春だった。
監督
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