このところ、中学や高校の夏休み部活予定表を5つほど見た。

お休みはないの? お盆だけ? 

 

凄い熱心な部活まみれの日々

他にやることないの?

 

そこまでやるからにはすごいレベルなんだろうねえ?

指導者はその道のプロ?

きっと指導料も高いんだろうなあ・・・

中学は先生が、高校は外部の人が教えている…お金はらってるのかなあ? それじゃあプロだよねえ?

 

部活に殆どすべての時間をかけるということはきっと毎年、多くの生徒たちが部活の延長線上で進学していくんだろうなあ・・・スポーツなら特待とか音楽なら音大とかへ・・・すごいなあ

 

ええ、ちがうの? そんな人いない! え! 何かの間違いでしょ。お勉強をほったらかしてそこまで部活に賭けてそれで何も残らないなんて・・・あまりにかわいそうじゃん。一体何やってるの? 進学はどうする気なの? あ!そうか 部活とともに去りぬなんだ。部活だけなんだ。

他は何も考えていないんだ。

 

しかし、中学にしろ、高校にしろ、指導者は一体子供たちの将来と日々のお勉強をどう考えているんだろう。そういうことをまともに考えられる人なら部活を指導できないのかもしれないなあ・・・赤点も進学失敗も浪人もなにもかも「私には関係ない。本人の問題だ。」と割り切れるその精神構造がすごい。

本人もそうだが親も一体何を考えているんだろうか…不思議! 校長の仕事ってなんだろうかなあ?

おまけに今頃になって文科省が教師が忙しすぎるから部活の時間を再検討などと愚かなことを言い始めている。 そうじゃなくて子供のお勉強の軸足の問題だろう!

 

六高生達がレインボーの夏期講習と部活の練習スケジュールの間で困窮してしまった。

監督は笑顔で「出れる日に出ればいいよ。出なくたって構わないよ」と言ってやった。

ほっとしたようだった。

「お勉強より部活に優先順位をおく」と監督の前で明確に意思表示をしている生徒に向かって一体何を言えようか。 部活に優先をおけばいいんだ。

これからますます勉強に特化しなくては受験にはおよそ通じない。

だから部活を辞めなければいずれレインボーを去ることになる。

 

つまり両立はできない。特に大学進学と年中無休の部活とはね。 

 

そういえば中学3年でまだ部活で朝から晩まで練習しているところがある。子供の心を察してやれよ。論外だ。親の出番(責任)だろうな。

                                                    監督